ボイトレ(ボイストレーニング)をはじめるなら音楽塾ヴォイスへ

音楽塾ヴォイス
福岡本校 TEL:092-725-8123 mail:mail@v-pro.jp
東京校 TEL:03-6447-2300 mail:info@voice-tokyo.com
受付時間 火曜日以外の11:00~20:00 (土日祝も受付中)
../HOME おしらせ コース紹介 入塾オーディション ヴォイスアーティスト 楽曲分析 特集コラム 塾生日記 アクセス Q&A
入塾オーディション
特集コラム#5:『声の持つ魅力 2』
(神の声)~絢香「三日月」~

(2016.2.24 インタビュー・文:大橋純)



圧倒的な歌唱力と表現力でデビューから10年たった今も精力的に活動を続けるシンガーソングライター絢香。 彼女は16歳の時に福岡の音楽塾ヴォイスの門を叩き、それからわずか2年足らずの間に作詞作曲の方法論など、現在の音楽スタイルの礎を築いたという。デビュー以降も、ミリオンセラーを記録した1stアルバム「First Message」、2ndアルバム「Sing to the Sky」まで、シングル作品含むほとんどの楽曲を音楽塾ヴォイス塾長の西尾芳彦氏がプロデュースを担当した。アーティスト「絢香」が誕生するまでの軌跡について、西尾氏に聞いた。




——— 当時16歳だった絢香さんと西尾さんが初めてお会いされた時、彼女の堂々とした振る舞いが印象的だったと伺いましたが。

西尾 「あれは2004年5月でしたね。彼女が初めてヴォイスのレッスン室にきて、歌を聞くことになったのですが『すみません、電気を消していただけますか?』といきなりリクエストしてきたんです。『何が始まるんだろう?』と思いながら電気を消したら、静かに目を閉じて精神集中を始めたんです。1分ほど目を閉じていたでしょうか、そこから自分でキューを出して自分のタイミングで歌い始めたんです。たった16歳の女の子が完全にその場を自分のステージにしていましたからね。驚きました。 緊張で張りつめた空気の中でしたが、独特の力強さと癒しがミックスされた『絢香』の世界を作り上げていました。当時から洋楽やロックなど、どんな曲調の歌も自分のフィルターを通して自分の色に変える事ができるシンガーでしたね。 ピュアな歌い方の中にも絶妙の声量とリズム感は既にプロの領域に近いものがありました。」

——— 内面的な部分はどんな印象でしたか?やはり普通の16歳の女の子とは違っていたのでしょうか?

西尾 「デビューしたいという気持ちは相当強かったと思います。18歳までには絶対にメジャーデビューをしたいという明確な目標を持っていましたので。音楽塾ヴォイスに毎週末大阪から福岡まで新幹線で片道4時間かけて通っていました。音楽以外のものは目に入らない様子でしたね。本当に努力の人でした。いつも『私には音楽以上のものはないんです』と言っていましたからね。」

——— 塾生時代はYUIさんと絢香さんが同じ授業を受けたことはあったのでしょうか。

西尾 「ありましたよ。2コマか3コマでしたが、入塾間もない絢香のクラスにYUIが突然入ってきたんです。『クラス違うんじゃない?』と言っても、YUIは『私も受けたい』とニヤニヤするだけ(笑)。結局来たばっかりの絢香さんは断ることもできず、二人で必死にノートをとり理論を勉強して、並んで発声練習もしましたね。こう言っては何ですが、まさかこの二人が将来こんなことになるなんて思ってもいませんでしたが(笑)」

——— 貴重なレッスン風景でしたね。YUIさんも絢香さんも他の生徒さんと同じように授業を受けていたんですね。

西尾 「そうです。彼女たちも、みんなと同じ授業を受けていました。」

——— 絢香さんの代表曲ともいえる『三日月』は彼女が音楽塾ヴォイスに在籍している時にできた曲と伺っています。この曲も西尾さんがプロデュースされていますが、どのように制作されたのでしょうか。

西尾 「三日月の原型ができたときに、絢香にピアノの横に立って歌ってもらいました。その時はまだ歌詞はできていなかったのでラララで歌ってもらいましたが、それが非常に柔らかく素直な歌声で、その世界観たるや素晴らしいものがありました。歌っている側から鳥肌がたって、5分ほどおさまりませんでした。 感動的な声で、そこはまるで神が舞い降りたとしか言いようがない空間に感じました。この声を世に出さずしてどうするかという、そういうことまで考えてしまう程でしたね。 代表曲になるとまでは考えていませんでしたが、非常に神懸かった曲だと思っています。 彼女は、瞬時にメロディを覚えてその世界に入り込んで歌っていました。そしてすぐに『三日月』というタイトルが浮かんできたようです。一週間後には『三日月』の歌詞を作ってきました。」

——— 『三日月』のレコーディングでのアドバイスや指導はどういったものだったのでしょうか。

西尾 「『三日月』に関しては、一切フェイクは無しにしようとアドバイスしました。いわゆる和メロを主軸にした曲なので、R&B等で使うフェイクとか技法は極力無くしました。あえて余計な事はせず、素直な歌い方が一番伝わると思いましたので。 絢香の歌声は、生で素直に歌ってくれた時、高度なテクニックを使わずとも本当に素晴らしい声なんです。僕は常に、マイクを通さずに一緒に曲を作りながら真横で彼女の声を聞いていましたが、そこは本当に絢香ワールドでしたね。彼女の世界で満ち溢れ、非常に幸せな気持ちになり、気づいたらメロディが出てきたり。メジャーデビューしてからは明確な楽曲への要望ですとか締切りなんかも当然出てくるわけですが、基本的にはそんな感じでほとんどの楽曲を作っていきました。」

——— 前回YUIさんのお話を伺った時もYUIさんの歌声に触発されてメロディが自然と降ってきたとおっしゃっていましたね。 『三日月』も、西尾さんと絢香さんとが共鳴して生まれた作品だったんですね。

西尾 「二人にしか出せない空間だったと思います。今では懐かしい、素晴らしい想い出です。」






◆「音楽塾ヴォイス 特集コラム」目次へ≫



入塾オーディション告知

音楽塾ヴォイス塾長 西尾芳彦によるヒット曲の分析・解説

音楽塾ヴォイス 特集コラム

『君がくれた夏』最優秀ドラマソング賞を受賞

塾生日記
福岡本校スタッフブログ

東京校スタッフブログ

ミュージックステーション特集

作家集団「VOICE PLUS」

資料請求
音楽塾ヴォイスについてより詳しい内容をご覧になりたい方は、資料請求をお申込ください。

お問合せ
mail:info@voice-tokyo.com
[よくあるご質問] Q&Aのページへ

見学申込
見学のお申込はお電話での受付となっております。初心者・未経験者の方も安心してご参加ください。
[福岡本校] 092-725-8123
[東京校] 03-6447-2300
NEW RELEASE
家入レオ/君がくれた夏


家入レオ/君がくれた夏


chay/ハートクチュール



chay/あなたに恋をしてみました




校内オーディション実績

唐津ジュニア音楽祭2014

ヴォイス理論



[ 音楽塾ヴォイス 福岡本校 ]
〒810-0074
福岡市中央区大手門2-9-29
エクセラン大手門1001
TEL : 092-725-8123
FAX : 092-725-8133
MAIL : mail@v-pro.jp


[ 音楽塾ヴォイス 東京校 ]
〒106-0045
東京都港区麻布十番1-7-3 藤原ビルディング5F
TEL : 03-6447-2300
FAX : 03-6447-2301
MAIL : info@voice-tokyo.com

[ LINK ]
◆芸能プロダクション
研音 - KEN-ON Group
STARDUST - スターダストプロモーション、 スターダスト音楽出版
Sony Music Artists
TOPCOAT - トップコート
Future SEVEN

◆レコード会社
ソニー・ミュージックレコーズ
日本コロムビア
Victor Entertainment
UNIVERSAL MUSIC
ワーナーミュージック・ジャパン

◆音楽塾ヴォイス 関連サイト
作家集団 VOICE PLUS
西尾芳彦 Official WebSite
mixiマイページ 西尾芳彦
(※閲覧にはmixi登録が必要です)

Suzuki"Daichi"Hideyuki-Official Website
Studio Cubic Web

◆アーティストサイト
YUI Official Web Site
絢香 official Web site
Sowelu Official Web Site
MARIA Official Web Site

玉城千春 Official Web Site
家入レオ Official Web Site
rieco Official Web Site
chay Official Web Site

◆アーティストブログ
家入レオ OFFICIAL BLOG
rieco OFFICIAL BLOG
chay OFFICIAL BLOG

◆スタッフブログ
福岡本校 スタッフブログ
東京校 スタッフブログ

| HOME | おしらせ | コース紹介 | ヴォイスアーティスト | 塾長紹介 | 入塾オーディション | メディア業界より | アクセス | Q&A | 免責事項 |
COPYRIGHT (C) SECOND STAGE INC. ALL RIGHTS RESERVED.